この記事は公開日と大きく離れた過去の野鳥観察記録をまとめたものです。ご注意ください。
野鳥観察日記の見方はこちらを参照してください。
撮影環境
機材
- a6400
- SEL200600G
利用している機材の詳細については以下を参照してください
場所
城北中央公園
見かけた鳥さん達
オナガ | カワラバト | キジバト | シジュウカラ | ツバメ |
ツミ | ハクセキレイ | ムクドリ | ヤマガラ |
感想・写真など
この日以前まではSEL70350Gという本格的な野鳥撮影には短めの350mmのレンズで苦労して野鳥撮影を行っていましたが、ついにSEL200600Gを購入しました。その性能を確かめるために城北中央公園に出かけました。野鳥が居ることで有名なスポットではないですが、森が広がっており、新しい機材の性能を試すには十分な程度にはおなじみの野鳥さんが生息しています。
公園に移動する途中でしたが、隣接する石神井川で餌を探すシジュウカラさんを発見しました!この箇所の石神井川ですが、都市にありがちな護岸がしっかりとなされた深い川となっていて、隣接する道路から底にいる野鳥を撮影すると結構距離があります。おおよそ10m程度でしょうか?350mmのレンズだと厳しさを感じ始める距離でしたが、600mmで撮影すると余裕を感じる絵となりました。流石の超望遠レンズです!
電線でツバメさんが一休みしていたので撮影してみました!ふわふわの羽毛一本一本が鮮明に描写できています。深い川もそうですが、高い電線も距離が詰められず、350mmでは難しいシチュエーションでした。そんなシーンも600mmだと撮影が可能になりました。これまで、こんな感じで距離の都合で納得行く写真の撮影を諦めざるを得ない事が何度もあったため、嬉しい限りですね!
公園内の森でシジュウカラさんが近づいてきました!近距離で撮影できたため、とても大きく映すことが出来ました。ここも超望遠の強みを感じるところで、350mmで同じくらい大きく映そうとすると確実に気づかれ逃げられてしまう距離でした。600mmだともう少し離れて撮影することができるので、野鳥を驚かすようなこともなく、もっと野鳥に優しい撮影ができそうです。
人を恐れないカワラバトの集いを見かけたので、ポートフォリオを一枚撮影させてもらいました。羽毛の解像感や色合い等の表現、背景のボケ感の度合いはどうでしょうか?いい感じのとろけるようなボケが得られていて、印象的な写真が取れそうですね!流石に野鳥相手にこれだけボケを出せるのは全く逃げないハトくらいで、大抵の野鳥では難しそうでしょうが、表現としては良さげではありますね。
帰り際、オナガさんがたくさん集う森を見かけました。これはもしや…?と思い立ち寄ってみました。数十羽ほどのオナガさんに囲まれながら、鳴き声とその姿を楽しんでいると…
案の定ツミさんがやってきました!立地的には住宅街のすぐ側という自然がそこまで豊富ではない場所だったのですが、こういう場所でも猛禽類に出会えるのは新鮮でした。今回の野鳥観察は新しいレンズのテストとしてシジュウカラやハトなど、おなじみの野鳥を撮影しようという位を目的としていたので、ツミとの出会いは完全に予想外でとても嬉しかったです。街中の自然も、それを必要とする野鳥が居ます。大事にしていきたいですね。
これを執筆している2023年7月にはボディをa7R Vに更新しており、鳥瞳AFを活用した野鳥撮影をしているのですが、当時使っていたa6400にはそんな高度な機能は無いので、瞳にピントを合わせるのにだいぶ苦慮していたように見えます。実際ピントを外している写真も多く見受けられました。SEL200600Gのような重たく取り回しの悪いレンズでピントもしっかり合わせるのは大変だったなーと当時の気持ちを思い出しました。未来の自分から当時の自分に言えることがあるとすれば、重い機材の扱いについての慣れにも限度があるので、早くお金をかけて機材を更新したほうが良いというくらいでしょうか。
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