東京港野鳥公園は海・池・森が揃う自然豊富な公園!野鳥観察スポットの紹介

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スポット紹介

野鳥に興味があるけど、どこに行けば野鳥と出会えるのかわからない、そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?当ページでは、野鳥に出会えるスポットとしてオススメの東京港野鳥公園を紹介します!

私は野鳥観察を趣味としており、東京港野鳥公園への野鳥を観察を目的とした来訪経験もあります。

それでは紹介を進めていきましょう!

東京港野鳥公園はどんな所?

東京港野鳥公園は、東京都大田区東海三丁目にある都立の海浜公園です。埋立地にできた野鳥が集まる自然を元にして作られたこの公園は、海に生息する鳥や渡り鳥が多く見られるスポットになっています。

東京港野鳥公園は森林と池、海と野鳥が好む様々な環境が豊富に揃っている公園となっています。そのため生息する鳥の種も豊富で、多種多様な野鳥を観察することができます。

自然が豊富なだけではなく、ネイチャーセンターのような冷暖房完備で椅子や軽食の自販機も備えた休憩に利用できる施設も整っているため、快適に探鳥を楽しむことができます。

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秋ヶ瀬公園の情報

インターネット上の情報

公式サイト

東京港野鳥公園|海上公園なび
海上公園ガイドは、東京の海辺にある公園を紹介するポータルサイトです。

レンジャーブログ

日本野鳥の会のレンジャーさんによるブログで、東京港野鳥公園で見られた野鳥の情報が共有されています。

東京港野鳥公園 レンジャーブログ

SNS

公式X(旧Twitter)

@yatyopark

スポットへのアクセス

この項目に記載の情報は記事執筆時点での情報です。更新から時間が経っている場合は以下の公式サイトの情報を確認してください。

アクセス・駐車場 | 秋ヶ瀬公園 | 公益財団法人埼玉県公園緑地協会
秋ヶ瀬公園への交通アクセスや園内マップです

東京港野鳥公園は東京都大田区東海三丁目に位置しています。公園は2月~10月の期間には9:00~17:00、11月~1月の機関には9:00~16:30の間に開園されています。閉園30分前に入園の受付が終了しますのでご注意ください。毎週月曜及び年末年始等に休園日がありますので、来園の際には公式サイトを確認の上開園されているか確認されることをおすすめします。

入園料は大人個人の場合300円です。中学生以下や高齢者の場合はこれよりも安くなり、団体の割引や年間パスポートの利用でも入園料を抑えることができます。多く来園される方は年間パスポートの利用を検討したいです。

所在地

東京都大田区東海三丁目に位置します。

付近には駅やバス停が存在しており、これら公共交通機関を用いてアクセスすることもできます。

交通アクセス

電車、バスでのアクセス情報と駐車場情報をまとめました。

電車

東京モノレール羽田空港線「流通センター」駅から徒歩15分。

バス

いくつかあるので、代表的な近隣の駅から一つずつ紹介します。

JR「大森駅」東口から京急バス京浜島循環(森24)に乗り、「野鳥公園」で下車し、徒歩5分。

JR「品川駅」東口から都営バス大田市場行き(品98)に乗り、平日・土曜日の場合は「大田市場北門東」、市場が休場日の場合は「大田市場北」下車して徒歩5分

駐車場情報

公園には駐車場が複数あり、24時間利用可能です。駐車場の利用料金は無料です。

東京港野鳥公園駐車場
  • 場所: 東京都大田区東海3丁目2
  • 料金: 無料
  • 台数: 平日・土曜日午前 23台, 土曜日午後・日曜祝日40台

野鳥観察でのおすすめスポット

東京港野鳥公園には様々な魅力あるスポットがありますが、ここでは野鳥観察を行う上でオススメのスポットについて解説していきます!

なお、園内全体を解説したマップについては公式が提供するマップがありますので、以下リンクからそちらを参照してください。

公式マップ

西淡水池周辺

西淡水池はその名の通り、園内西に所在する淡水による池になります。小さめの池を取り囲む形で森が広がっており、鳥が好む環境が整っています。森にはカラ類のような小鳥が飛び交い、池にはカモ類やサギ類などがやってきます。時折カワセミが見られることもあります。池の周辺には3号観察小屋と4号観察小屋と2つの観察小屋があり、陽を避けて野鳥観察を楽しむことができます。なお、3号観察小屋からは地図上では奥の方まで見通せそうに見えますが、実際は池の中央に生えるヨシで手前部分の池しか見えず、思ったより見通せない点にはご注意ください。

この池を観察小屋から望むと、その時時の運用にもよりますが近隣の羽田空港に着陸する飛行機を間近に見ることができます。もしかしたら飛行機をバックに飛んでいる鳥を撮影、なんて面白い写真を狙うことが出来るかもしれません。

東淡水池周辺

東淡水池は園内東に位置する淡水による池です。西淡水池よりも広い池になり、こちらの池も周辺に森が広がっています。見られる野鳥の種類も西淡水池と同じく森を好む小鳥からカモ、サギのような水鳥が良く見られます。さらに、それに加えてこのエリアでは猛禽類を比較的良く見かけることもあります。こちらには特段観察小屋は用意されていませんが、その代わり池の周囲全体から池を望むことができます。そのため、いろいろな角度から野鳥を探すことができます。

潮入り池周辺

潮入り池(地図によっては湖入り池とも記載されてますが、おそらく誤植)は海水で満たされた池です。この池も周辺を森で囲まれているため、この森でも野鳥を見かけることができます。この池は東京港野鳥公園に存在する池の中で最も広い池で、見られる野鳥も豊富です。他の池と異なり海水による池になるので淡水を好むものとは異なる、いわゆる海鳥が多く見られます。具体的には他の淡水の池でみられる種とは異なるカモ類がいたり、大量のカワウに紛れてウミウがいるなど、他とは少し異なる野鳥がみられます。

オススメの機材

東京港野鳥公園は野鳥と人間の距離が比較的遠い場合がある環境です。園内の森の木々はそこまで背が高くないため、こうした森を主体に探鳥を行う場合は300mm程度のレンズでも探鳥を行うことができるでしょう。

一方で、観察窓などから池を観察する場合、人が近づくことのできない遠方の野鳥を狙うとそれでは足りないと感じることもあるでしょう。こうした環境で観察を行う場合は双眼鏡であれば10倍程度、カメラレンズであれば最低400mm程度、欲をいうと500mmは欲しくなります。

カメラについては初心者にオススメのものを以下で紹介しています。この中で300mm ~ 600,800mmまでの初心者向けのカメラにも触れています。焦点距離に気をつけて以下の記事から機材を選ぶことで、初心者でも安く東京港野鳥公園での撮影を楽しむことができるでしょう。

園内には三脚禁止の場所は無いため、三脚を使うことで腰を据えてじっくり野鳥観察を行うことが出来ます。ただし、そこまで開けているわけではありませんし、特に観察小屋にて限られた観察窓越しの撮影を行う場合などには長時間の専有は避けたいです。幅広い方が野鳥観察を楽しめるよう譲り合いの精神を大切にしましょう。

生息する野鳥の紹介

東京港野鳥公園では季節に応じて以下のような野鳥が主に見られます。

アオアシシギアオサギイソシギイワツバメウミネコ
エナガカイツブリカルガモカワウカワセミ
カワラヒワキアシシギキジバトキョウジョシギコアジサシ
ゴイサギコサギコチドリコムクドリササゴイ
シジュウカラスズメセイタカシギダイサギチュウサギ
チュウシャクシギツバメハシブトガラスヒヨドリムクドリ
メジロ

アオサギアオジイソシギイソヒヨドリウグイス
エゾビタキエナガオオジュリンオオタカオオバン
オカヨシガモオナガガモカイツブリカルガモカワウ
カワセミカワラバトカワラヒワカンムリカイツブリキジバト
キンクロハジロコガモコゲラコサギシジュウカラ
ジョウビタキシロハラスズガモスズメダイサギ
タシギツグミトビノスリハクセキレイ
ハシビロガモツグミハシブトガラスハシボソガラスバンヒクイナ
ヒドリガモヒヨドリホシハジロマガモムクドリ
メジロモズルリビタキ

東京港野鳥公園は森に淡水の池、海水による池と様々な形態の自然が豊富に存在するため、多様な野鳥がみられます。

なお、この情報は自身の探鳥記録やインターネット上から収集した伝聞をもとにここ数年でみられた野鳥をまとめていますが、レンジャーブログ様の情報によると、シギ・チドリ類や一部のカモ類についてはここ最近は見られなくなっているようです。

潮入りの池で実験中 : 東京港野鳥公園 レンジャーブログ
潮入りの池の1号観察小屋から水門の方を見ると水面にオレンジ色の杭が何本か刺さっています。 既にお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、2023年6月より、とある実験をしております。 【1号観察小屋から見た水門側に見える杭(右下)】 実験...

なお、見かけた野鳥の判別についてはスマホアプリ「Google レンズ」を使うと快適です。過去にこのアプリについてまとめた記事をアップしていますので、こちらもオススメです!

東京港野鳥公園での野鳥観察の記録

東京港野鳥公園での観察記録は以下を閲覧してください。随時更新しています。

まとめ

野鳥観察好きの立場から、野鳥観察に興味のある方向けに東京港野鳥公園についての情報をまとめてみました。この公園には広大な森に広大な海水の池、淡水の池とさまざまな環境が揃っており、多種多様な野鳥と出会うことが出来ます。無料の公園が多い中で有料に放ってしまうのですが、その分の価値はあると感じる公園です。ぜひこの地で少しでも多くの方が野鳥観察の楽しさを知ることができればとても嬉しいです。

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