野鳥観察日記の見方はこちらを参照してください。
撮影環境
機材
- a7R V
- SEL200600G + SEL14TC
利用している機材の詳細については以下を参照してください
場所
見かけた鳥さん達
アオクビアヒル | エゾビタキ | カイツブリ | ガビチョウ | カルガモ |
カワウ | カワセミ | キジバト | キビタキ | ゴイサギ |
コゲラ | シジュウカラ | ツミ | ハクセキレイ | ヒヨドリ |
メジロ |
感想・写真など
今年の9月は異様に暑く、下旬になりようやく30度を下回る快適な気候となってきました。秋の渡りも活発になっているという話をネット上でもよく見かけるため、これを逃すまいと野鳥観察にでかけます。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、彼岸を超え彼岸花が見頃を迎えると流石に涼しくなってくるようですね。園内の彼岸花がきれいに咲いていました。ただし、来週からまた夏が戻ったかのように暑くなるという話でやるせなさがあります。
池の付近で久しぶりのカワセミさんと遭遇しました!夏場になるとあまり姿を見かけなかったので、久々に出会えて嬉しいです。お腹の色が若干暗く、くちばしが短く見えるので、もしかすると今年生まれの幼鳥さんかもしれません。
さて、本日は渡り途中の野鳥が目当てでしたが、キビタキ、エゾビタキをお目当てにバードウォッチャーで賑わっているエリアに遭遇したので、お邪魔させてもらい、雌雄のキビタキさんを撮影しました。キビタキは少なくとも雄雌2羽ずつ、計4羽はいるのでは?とのことでした。それらしき影が少し動くと現場は大盛りあがりです。私もいい感じの写真が取れないか粘ってみたのですが、なぜかフレームに収まるのはメスのキビタキさんばかりで、オスのキビタキさんはとても遠くにいるところを一瞬収めたくらいでした。メスも地味ではありますがとても可愛らしいですし、オスについては春の渡りで既に撮影していたこともあるので、ひとまずこれでこの日は満足することにしました。なお、エゾビタキについてはタイミングが悪かったようで、私がやってきたタイミングですぐに何処かに行ってしまったようでここでは出会うことが出来ませんでした。
キビタキ目当てに粘っていると、近くの木にツミさんがやってきました。先日の石神井公園で見かけた個体でしょうか?おそらく獲物を狙っているのか木から木へ軽快に飛び回る姿が見られました。ただ、小さくてもハトも襲う獰猛な猛禽類が現れれば、小鳥は姿を隠すものです。その後はいくら粘ってもキビタキが現れることはありませんでした。
キビタキを諦めて別のエリアを回っていると、遠くの方にシジュウカラではなさそうな小鳥の影を見ました。撮影してみると、先程機会を逃してしまったエゾビタキさんのようでした!今年はこのタイミングを逃すともうエゾビタキさんに出会うことは海外にでも行かない限り難しいことになってしまうところだったので、この出会いは僥倖でした。
せっかくなので動画も撮影してみましたが、あまり動きという動きは無く、辺りをきょろきょろと伺うところが記録できた程度という感じです。
先の動画の音声にも入っていますが、このタイミングでヤマガラのような鳴き声を聞きました。たぶんこの声はヤマガラで間違いないと思っていますが、実際に姿を視認したわけではないので、そのうち実際に見られればなーと期待しています。去年は見られなかったので、今年は石神井公園にやってきてくれるととても嬉しいですね。
お目当ての渡り鳥を撮影できたので、その後は特に当てもなく園内をさまよっていたのですが、気まぐれに先程のキビタキスポットに足を運んでみると、木の上に先程のツミさんの姿が見られました。どうやら何かを捕食しているようです。撮影した写真をよく見ると、セミを捕食していたことがわかりました。
せっかくなので、セミを捕食するツミさんの様子を動画に収めてみました。小さい割に意外と食べるところがあるようで、しばらく捕食シーンを見せてくれました。
ここ最近は本当に暑く、野鳥には出会いにくいし汗だくで不快で帰宅することには大体体調が悪くなってしまうという状態でしたが、久しぶりに気候と出会いに恵まれとても楽しい探鳥となりました!ただ、とはいえまだ涼しい訳では無いので、今よりさらに鳥も増え気温も下がる冬が待ち遠しいです。
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