野鳥に興味があるけど、どこに行けば野鳥と出会えるのかわからない、そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?当ページでは、野鳥に出会えるスポットとしてオススメの「ふれあい松戸川」を紹介します!
私は野鳥観察を趣味としており、ふれあい松戸川への野鳥を観察を目的とした来訪経験もあります。
それでは紹介を進めていきましょう!
ふれあい松戸川はどんな所?
ふれあい松戸川は、千葉県松戸市の江戸川沿いに位置するエリアです。これは本来流水保全水路と呼ばれる江戸川の水質を改善するための水路です。しかし、その他の目的として動植物への生息空間の創出も挙げられており、周辺には水はもちろん藪や森が広がる豊かな自然が残されています。当然、このような環境を好む種々様々な野鳥を観察することができます!
これまで本サイトでも紹介してきたようなメジャーな公園とは異なる穴場的スポットですが、その分自然が豊富で野鳥観察に特化したスポットになっています。野鳥との出会いも多いですし、あまり他では見られない珍しい野鳥に出会うチャンスもあります。最近公園で探鳥を始めたばかりといった野鳥観察初心者の方であれば、このふれあい松戸川できっとこれまでにない野鳥との出会いが楽しめるでしょう!
光が丘公園の情報
インターネット上の情報
公式サイト
スポットへのアクセス
この項目に記載の情報は記事執筆時点での情報です。最新の情報は異なる可能性があります。
所在地
千葉県松戸市松戸に位置します。
付近には駅が存在しており、電車を用いてアクセスすることができます。
交通アクセス
公共交通機関を用いた場合の経路を紹介します。
電車
「松戸」駅から徒歩14分。
駐車場情報
スポットの利用者向けの無料駐車場は提供されていません。
代わりに近隣の有料駐車場をいくつか紹介します。
三井のリパーク 松戸宮前町駐車場
三井のリパーク 松戸3丁目第3駐車場
エイブルパーキング松戸市松戸
タイムズ松戸第33
野鳥観察でのおすすめスポット
他の紹介記事では、この章で特に野鳥が見られるスポットを紹介していますが、ふれあい松戸川については以下の理由でここはスキップとします。
- ふれあい松戸川全域が豊かな自然で覆われており、どこに居ても野鳥に出会える可能性があること
- まだ来訪回数が少なく、その中でも特に出会いやすい箇所を私が把握できていないこと
強いて言えば、ここに限った話ではないですが中央の川は水鳥が、周囲の低木や藪は小鳥が、背の高い木には猛禽類が見られる可能性があるとか、流石に人の存在を怖がり人が通った後には野鳥があまり見られないので、人が居ないところを探したいくらいでしょうか?本当にどこに行っても野鳥がいるので、ここに関しては特にこのスポット!というのを紹介する必要がありません。是非現地についたら常に気を張って鳥の気配を感じながら一周してみてください!
例を上げて説明すると、ふれあい松戸川は中央の川を挟む形で2つの遊歩道があり、その遊歩道の左右を木や藪に囲まれているという構造になっています。この遊歩道のど真ん中に上記画像のようにいきなりジョウビタキさんが飛び出してくる程度には野鳥に出会いやすいです。特段探さなくても野鳥の方からなんでもない遊歩道に飛び出してくれる(流石に人がいるところには来ないですが)ほどなので、特にここ、というのはあまり思い浮かばないのがふれあい松戸川になります。
オススメの機材
ふれあい松戸川はどんな野鳥を狙うかによりますが、野鳥と人間の距離がそこまで遠くはありません。エリア内の木々は高いものも低いものもあり、場所を選んだりするなどうまく立ち回ることができれば野鳥を比較的近くで観察できることもあります。こうした環境で観察を行う場合は双眼鏡であれば8倍程度、カメラレンズであれば300mm程度は欲しくなります。ただし、野鳥の中にはサイズが非常に小さかったり、渡りの直後で臆病になっている野鳥を狙いたい場合もあります。そういった場合には8倍双眼鏡や300mmレンズでは少し遠く感じることがあります。これらは最低限というところがありますので、当たり前ではありますがお財布が許せば400mm, 500mmのレンズだったり、10倍の双眼鏡を持ち込めると安心して探鳥が出来ます。
その他カメラについては初心者にオススメのものを以下で紹介しています。この中で紹介したカメラであればふれあい松戸川での撮影もある程度楽しむことができるでしょう。
なお、撮影機材以外の話になりますが、かなり自然が生い茂っており、足元が少し心許なかったり、ヘビやダニへの対策を考えたほうがベターな探鳥スポットになります。歩きやすいスニーカーや、肌を露出しないよう長袖長ズボンを着用した上での来訪をおすすめします。
生息する野鳥の紹介
ふれあい松戸川では季節に応じて以下のような野鳥が主に見られます。
特に冬になると派手なピンク色が特徴的なベニマシコが見られることが特色です。他にも見られるスポットは無いことはないですが、そんなに多くはなかったりアクセスが悪かったりするので、駅徒歩10分と少しでベニマシコに会えるのは車を持っていない私のような人間からするととてもありがたいです。例えば他には秋ヶ瀬公園でも見られるのですが、あちらは車がない場合は電車とバスを乗り継いで行く必要があり、近隣に住んでいない場合は少々アクセスが悪いと言えるでしょう。
夏
オオヨシキリ | カワウ | カワセミ | カワラヒワ | キジ |
キジバト | シジュウカラ | スズメ | ツバメ | ハシボソガラス |
ヒヨドリ | ムクドリ |
冬
アオサギ | アオジ | アカハラ | アトリ | ウグイス |
エナガ | オオジュリン | オオバン | オナガ | カシラダカ |
カワウ | カワセミ | カワラヒワ | カンムリカイツブリ | キジ |
キジバト | コゲラ | シジュウカラ | シメ | ジョウビタキ |
シロハラ | スズメ | チョウゲンボウ | ツグミ | トビ |
ノスリ | ハクセキレイ | ハシブトガラス | ハシボソガラス | ヒドリガモ |
ヒバリ | ヒヨドリ | ビンズイ | ベニマシコ | ホオジロ |
ムクドリ | メジロ | モズ |
なお、見かけた野鳥の判別についてはスマホアプリ「Google レンズ」を使うと快適です。過去にこのアプリについてまとめた記事をアップしていますので、こちらもオススメです!
ふれあい松戸川での野鳥観察の記録
ふれあい松戸川での観察記録は以下を閲覧してください。随時更新しています。
まとめ
野鳥観察好きの立場から、野鳥観察に興味のある方向けにふれあい松戸川についての情報をまとめてみました。一般的な公園と異なり、更に自然が深いディープなスポットになります。都市公園ではあまり見られない多くの珍しい野鳥がこのスポットで待っています!野鳥観察に慣れてきた中級者の方にはぜひ足を運んでみてほしいです!本記事をきっかけにこの地を訪れ、多くの方が野鳥観察の楽しさを知って頂くことができればとても嬉しいです。
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