街中や公園で野鳥を撮影した際に、その鳥の名前が分からず困った経験はありませんか?以前、以下のような記事でそういった場合にBingとチャットすることで鳥の種類を特定することができるか調べましたが、残念ながらこの方法では難しいということがわかりました。
今回はBingではなく、Google レンズというスマホアプリを利用して野鳥の種類を特定する方法を紹介します!
私も普段から利用している方法で、とても便利です!ぜひこの記事で野鳥を見分ける方法を学び、野鳥観察をより充実させましょう!
Google レンズの紹介
まずは本記事で取り上げるGoogle レンズアプリを紹介します!
Google レンズとは
「Google レンズ」は簡単に説明すると、このアプリで撮影した写真を利用して検索や解析を行うことができるアプリです。具体的には、写真を利用したGoogle検索や、写真内に写っている文字の翻訳やコピー、QRコードを含むバーコードの読み込みなどを行うことができます。
今回野鳥の種類を特定する際には、このうちの検索機能を利用することになります。
Google レンズの使い方
それではこのアプリをどのように利用して野鳥の種類を特定するのか、一緒にやり方を見ていきましょう!
1. アプリを入手する
このアプリはAndroid,及びiOSのアプリとして提供されており、それぞれGoogle PlayやAppStoreからインストールすることができます!なお、iOS向けには「Google アプリ」の一部としてGoogle レンズの機能が提供されています。以下にOSごとのストアへのリンクを用意しましたので、こちらからアプリを入手してください。
Google Play
Androidの方は以下のリンクからインストールできます。
AppStore
iOSの方は以下のリンクからインストールできます。
2. アプリを起動する
インストールしたらアプリを起動しましょう。インストールが完了していれば、以下画像のようにアプリが表示されるようになります。それぞれのOSにあった画像を参照して、アプリを起動してください。
3. Google レンズを起動する(iOSのみ)
Androidの方はこの箇所は読み飛ばしてください。
iOSの方は以下画像のような画面になります。この時点ではまだGoogle レンズは起動していません。ここからGoogle レンズを起動します。「検索」と表示されている箇所の右側にカメラのマークが表示されます。これをタップしてGoogle レンズを起動してください。
4. Google レンズを利用して鳥の種類を見分ける
以降はiOSとAndroidで操作の差がないので、Androidの画面を示してご説明します。
これでGoogle レンズが起動できたので、いよいよ実際にこれを利用して鳥の種類を見分けていきます。Google レンズが起動すると、以下のような画面になります。ここで「カメラで検索」と表示されている箇所をタップしてください。
ちなみにこの画面から端末の保存された画像を対象とした解析も可能にはなっていますが、本記事では取り扱いません。
タップすると以下のような画面になります。ブログに貼るために真っ黒な背景となっていますが、実際はカメラの映像が映ります。ここで、初回起動の場合はアプリがアクセス許可の設定を求めることがありますので、その場合はアプリの指示に従ってアクセスを許可してください。
この状態になれば、いよいよGoogle レンズを利用して鳥の種類を知ることができるようになります!カメラに鳥の姿を収めて、虫眼鏡マークのボタンをタップしてください。うまくいけばカメラに収めていた鳥の種類が画面に表示されます!例えば以下画像のようにシジュウカラさんに対して利用すると、見事にシジュウカラと認識してくれていることがわかります。
以上がGoogleレンズを利用した野鳥の種類を特定する方法になります。これであなたも野鳥マスターになれます!
Google レンズをいろいろな鳥さんに試してみる
シジュウカラさんは上手く認識できましたが、一例だけでは偶然かもしれなくて精度はわからないですよね。他の鳥さんでも試してみましょう!
オオタカ
見事にオオタカと正しく認識できています!
シロハラ
シロハラも問題ないですね!
アオゲラ
Googleはアメリカの企業ですが、日本固有種のアオゲラも見事に識別できています!
エナガ
エナガさんもバッチリですね!
Google レンズで楽しい野鳥観察ライフをはじめましょう!
以上から分かる通り、Google レンズによる鳥の種類判別は非常に簡単で精度が高いです!本記事では5つの野鳥を試しましたが、私自身の経験からこれ以外の公園などで見かける大半の鳥についてもGoogle レンズで判別が可能となっており、大変信頼できるものだと判断しています。
私も野鳥観察を始めたばかりの頃は、種類の分からない鳥を撮影した際に、カメラのモニターに映した鳥の写真に対してGoogle レンズを利用して鳥の種類を学びました。
Googleレンズは簡単に扱え、しかも無料で使うことができます!鳥の種類を覚えられない、辞書や図鑑を購入できずに野鳥観察に踏み出せない、鳥の種類を判別する方法がわからない、そういった悩みをお持ちの方も、ぜひGoogleレンズを活用して、楽しい野鳥観察ライフに踏み出してみてはいかがでしょうか?
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