野鳥撮影

野鳥観察日記

野鳥観察日記 2023/1/7 柏の葉キャンパス駅周辺 冬のツバメ

柏の葉キャンパス駅の周辺には自然や水辺が残っており、野鳥さんに出会いやすいです。この日も、野鳥さんと駅から徒歩で行くことのできる山岡家を目当てに足を伸ばしてみました。いい感じの写真は取れなかったですが、柏の葉キャンパス駅を出てすぐの商業施設周りでイソヒヨドリの美しいさえずりが響き渡っていて早速癒やされました。イソヒヨドリさんは二羽程度居たようで、建物の屋上から顔を覗かせてていました。北部中央2号調整池、柏の葉アクアテラスとも呼ばれている池にやってきました。刈られた後の背の低いヨシ原ではスズメさんが群れをなしていました。スズメさんはよく目にはしますが、カメラを振り回すことが憚られるような街中の場合が多く、対して野鳥観察に出かけるような森では見かけないため、実はあまり多く撮影できていません。街と自然が両立している柏の葉ならではの風景だなーと感じました。北部中央2号調整池はかなり整備されていて、人通りも結構ありますが、カワセミさんも生息しています!カワセミさんは青色という印象が強いですが、いい感じの光が当たると上記写真のように緑がかったような色合いとなります。まさにカワセミの漢字表記である翡翠と同名の色になるという感じです。光の角度や向きなど、光線の調子が良くないとこの色のカワセミは見られないので、見かけられるとかなり嬉しいですね。
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野鳥観察日記 2023/1/5 千葉県江戸川河川敷某所 猛禽日和

河川敷に入ると、遠くの方にノスリさんの姿が見えました。どうやらお食事中だったようで、足にネズミを掴んでいます。一度飛んで移動しましたが、その後もゆっくりお食事を楽しんでいました。時折顔を見せた際には捕食者特有の鋭い眼光が光ります。芝生ゾーンではセキレイ類の小鳥が集っていました。基本的にはハクセキレイさんですが、そこに紛れてタヒバリさんがいました。セキレイさん達ものんびりお昼ごはんを探しているところのようでした。
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野鳥観察日記 2023/1/3 ふれあい松戸川 アトリに出会う

多くの野鳥に出会えるという話を聞き、ふれあい松戸川にはじめて探鳥にやってきました!入っていきなりノスリさんが遠くに見えました。噂通り鳥さんが多く見られそうな感じで期待でいっぱいです。川に沿って探索していると、ススキの穂をいじるカシラダカさんが見えました!ふわふわの綿毛を飛ばしている姿が愛らしいです。ベニマシコさんも見られました!実はベニマシコを生で見るのは初めてで、ここに来た目的もベニマシコと出会うことだったりします。思っていたよりも彩度の高いはっきりとした赤色をしていて、結構驚きました。オスメス混在で3, 4羽くらい見られ、群れで行動しているようでした。更に探索を続けると、アトリさんの群れに遭遇しました!実はアトリに出会うのも初めてで、感激でした!4, 5羽くらいで餌を探している様子が見られました。しばらく待ってると餌探しも終わったようで、日の当たるところでまったりしている所も観察できました!
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野鳥観察日記 2023/1/2 千葉県某耕作地A タゲリとの出会い

畑の広がる耕作地に行きました。耕作地に近づくと、遠くの方にイソヒヨドリさんが見られました。オスのようで、鮮やかな背の青と腹の赤が美しいです。せわしなく地面をゴソゴソしていて、餌を探す様子が観察できました。猫のような鳴き声を聞き、辺りを探すと、田んぼの貴公子タゲリさんを見つけることが出来ました!覚えている限りでは人生で初めての出会いです。今回はタゲリさんを目当てに足を運んできたので、見かけられてとても嬉しかったです。時間帯的にあまり日の当たる時間ではなかったのですが、大変美しい緑色の体色を鑑賞できました。トレードマークの冠羽も可愛らしいですね
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野鳥観察日記 2023/1/2 千葉県某調整池A 小鳥の日

池に入るとホオジロさんがお出迎えしてくれました!今シーズン初の出会いです。ただ、色が若干薄く赤っぽく見えるのでもしかしたらホオアカ…?という気もしてます。ただ、色が濃く分かりやすいホオジロさんも近くに見られたりしたので、多分メスのホオジロさんではないかと判別しています。池には何種類かのカモさんが見られました。丁度コガモさんが着水する所を撮影すると、エメラルドグリーンの綺麗な羽が写りました。モズさんも見られました。背の高い雑草や折れた枝、電線の上から地面を睨み、獲物を探しているようでした。池の縁を探すとタシギさんが居ました!私はタシギさんの長い嘴だったりの特徴や、顔に対して大きな瞳、どことなく抜けたように感じられる表情などが好きなのですが、生息している場所に見事に溶け込む色合いや柄が効果的に機能していて、なかなか見つけられないです。運良く見つけられたこのタシギさんは、長い嘴を土に突っ込み、餌を探しているようでした。
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野鳥観察日記 2023/1/2 千葉県江戸川河川敷某所 ノスリ現る

あけましておめでとうございます!2023年を迎え、新年最初の野鳥観察です!人のいない河川敷をぶらついていると、獲物を探すハクセキレイさんが近寄ってきました。この近辺はやたらとハクセキレイが多く、頻繁に見かけるのですが、このハクセキレイさんはあまり人を恐れずマイペースに餌を探しているようでした。人が立ち入りにくい藪の方に目を向けると、小鳥たちの声や姿があります。シジュウカラやスズメの姿が見られましたが、特にカワラヒワが多く見られました。まさに名前にふさわしく、河原に多く生息しているようです。空に大きな影を確認し、撮影してみました。どうやらノスリさんのようでした。この近辺ではこれまでチョウゲンボウやトビのような猛禽をよく見かけていたのですが、ノスリは初めて見ました。よく行く場所に生息する鳥さんが増え、嬉しい限りです。
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野鳥観察日記 2022/12/31 千葉県江戸川河川敷某所 薄暗いタヒバリ

本当は昨日が2022年最後の野鳥観察のつもりだったのですが、ふらっと散歩がてらに野鳥観察に勤しむことにしました。とはいえ軽く短時間の散歩程度のものなので、本格的な撮影はやはり昨日で締めとなります。河川敷に入る直前でモズさんに出会いました。今季初めての出会いです。しっぽをくるくる回しながら目下の芝を眺め、飛び込んでいく様子が見られました。その後あたりをぶらぶらしましたが、意外と人が多く、あまり野鳥さんは見られませんでした。強いて言えば上空を飛んでいくカラス・カワウ・ヒヨドリが見られたくらいでした。そうこうしているうちに日も沈み、もう帰ろうと思ったタイミングで藪から歩道の手すりに出てきた小鳥が見えました。距離があった & 日没後という条件もあり、撮影した際には種別がわからなかったのですが、写真を見るとこれは恐らくタヒバリさんのようでした。タヒバリさんも今季初めての出会いです。もしかしたらビンズイさんかも知れないですが、多分タヒバリさんかなーと思います
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野鳥観察日記 2022/12/30 石神井公園 初見のクイナ

三宝寺池に踏み入ると、低い位置でワカケホンセイインコさんが木の実を食べている様子が見られました。ワカケホンセイインコさんといえば石神井公園周辺では空を高速で飛んでいく所をよく見かけますが、姿をまじまじと観察できる位置に現れるのは珍しく感じます。公園内に生えているクロガネモチの実を食べるヒヨドリさんが見られました。園内には実のついた木がいくつか残っており、もうしばらくは実を食べる鳥の姿を観察できそうです。あまり聞き馴染みのない特徴的な鳴き声を聞き、周囲を探すとクイナさんがいました!石神井公園に生息していることは知っていたのですが、実際に目にするのは初めてです。目視で見られたのは一羽だけでしたが複数羽存在するようで、何匹かで鳴き合っていました。この写真自体は藪の向こう側にいるところをマニュアルでフォーカスを合わせて撮影したので画質はあんまり良くないのが少し残念でした。今度は見通しの良い場所でも出会いたいです!
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野鳥観察日記 2022/12/24 一ノ宮公園 迷鳥ヒメハジロ

日本ではめったに見られない迷鳥であるヒメハジロさんがやってきたという噂を聞きつけて遊びに来ました!現地では20 ~ 30人程度のカメラマンが撮影を行っていました。ヒメハジロさんがやってきた直後は数百人は駆けつけていたそうなので、その当時と比較すると人の出入りはある程度落ち着いているようです。問題のヒメハジロさんには無事に会うことができ、うまく写真に収めることが出来ました!まるで自分がオオバンとでも思いこんでいるようで、常にオオバンの群れに紛れて行動していました。本来ヒメハジロが生息しているアメリカの方にはオオバンは生息していないらしいので、どうしてオオバンの群れに紛れ込むことになったのか、なかなか不思議ではあります。空にはトビやミサゴのような猛禽類も見られました。こうした猛禽が低空で飛行すると水鳥達も警戒して移動したりします。この際にもやはりヒメハジロさんはオオバンの群れと一緒に飛行し、やはりオオバンの群れと同じ位置で着水していました。 ヒメハジロもオオバンなどの水鳥と同じく水面で助走をつけて離陸します。基本的には殆どの時間を採餌して過ごしているため、あまり飛ぶシーンは多くは見られないですが、半日くらい撮影している間に数回ほどは飛んでいるところを見られました。
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野鳥観察日記 2022/12/18 石神井公園 人懐こいアオジ

園に入るといきなりアオジさんが現れました!アオジさんと言えば、茂みの奥の方でガサゴソやっていることが多い鳥さんで、あまり人目につくところに出てこないです。が、なぜかこの子は遮蔽物が殆どない所に現れた上、人のことを殆ど恐れていないようで撮影している私の方に近寄ってきてしまいます。私としてはストレスを与えないためにも鳥さんとはある程度距離を保った上で撮影したい、というポリシーもありますし、それどころか最短撮影距離すら割ってきてしまうため、少々困ったことになってしまいました。とはいえ、これだけ近距離でアオジさんを撮影できる機会は滅多にないです。採餌しているところを邪魔しないように気をつけつつ、近距離故の非常に精細な写真を撮らせてもらいました。ボート池には普段のカモさんと一緒にホシハジロさんが泳いでいました。数年前、野鳥撮影を初めて間もない頃に水元公園でホシハジロを見た際には、ヒドリガモと勘違いしたもので、当時のことを思い出して懐かしい気持ちにありました。